* object server は container_update_timeout 設定(デフォルトは 1秒)を持っています。この値は、オブジェクトの PUT 操作の結果を返す前、 object server が container server による一覧更新を待つ秒数です。従来、object server は container server の応答を最大3秒待っていました。新しい動作では、クラスタ中の container server がビジーの際(例えば、コンテナが非常に大きい場合)、オブジェクトの PUT 遅延を動的に削減します。この値を必要以上に小さく設定する事は、クライアントのオブジェクト PUT 時に、そのオブジェクトが一覧中で即時に発見出来なくなる事になります。この値を必要以上に大きく設定する事は、container server がビジーの際にクライアントへの遅延が大きくなる事になります。
+
* object server には container_update_timeout 設定 (デフォルトは 1秒) があります。この値は、オブジェクトの PUT 操作の結果を返す前に、 object server が container server による一覧更新を待つ秒数です。従来、object server は container server の応答を最大3秒待っていました。新しい動作では、クラスタ中の container server がビジーの際 (例えば、コンテナが非常に大きい場合)、オブジェクトの PUT 時の遅延を動的に削減します。この値を必要以上に小さく設定すると、クライアントのオブジェクト PUT 時に、そのオブジェクトがすぐに一覧表示に現れないことになります。この値を必要以上に大きく設定すると、container server がビジーの際にクライアントへの遅延が大きくなることになります。
Revision as of 16:50, 17 October 2015
object server には container_update_timeout 設定 (デフォルトは 1秒) があります。この値は、オブジェクトの PUT 操作の結果を返す前に、 object server が container server による一覧更新を待つ秒数です。従来、object server は container server の応答を最大3秒待っていました。新しい動作では、クラスタ中の container server がビジーの際 (例えば、コンテナが非常に大きい場合)、オブジェクトの PUT 時の遅延を動的に削減します。この値を必要以上に小さく設定すると、クライアントのオブジェクト PUT 時に、そのオブジェクトがすぐに一覧表示に現れないことになります。この値を必要以上に大きく設定すると、container server がビジーの際にクライアントへの遅延が大きくなることになります。