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Difference between revisions of "Translations:ReleaseNotes/Liberty/7/ja"

 
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* object-server とレプリケーションサーバーの設定ファイルの [DEFAULT] 設定セクション中の servers_per_port 設定値を正の整数にすることで、object-servers-per-disk (ディスク単位のオブジェクトサーバー) を複数にすることができるようになりました。この設定の整数値は、Ring 内の1つのローカルポートに対して、何個の object-server ワーカーがリクエストを処理するかを決定します。このモードでは、親となる swift-object-server プロセスが元々のユーザの実行を継続します (小さいポート番号のバインドが必要な場合はユーザーは root になります)。このプロセスは Ring 内で定義された全てのポートをバインドします。その後、親プロセスはリッスンソケット毎に指定された数のワーカーを fork します。子プロセス (ポート毎のサーバー) は特権を破棄し、object-server ワーカーの通常の動作と同じ動作をしますが、1つ例外があります: Ring はディスク単位に一意なポートを持ち、object-server は1つのディスクに対するリクエストのみ処理します。親プロセスはワーカープロセスが死んだ事を検知し、(適切なリッスンソケットを持つ) ワーカープロセスを再起動します。Ringu ファイルの更新があり、そのサーバーに新しいポートを持つデバイスが見つかった場合、親プロセスは不足しているサーバを新たに実行します。また、Ring にもはや存在しないポートがある場合、それらのポートを持っていた余分のサーバを停止します。最長でも、 object-server 設定ファイル中の ring_check_interval パラメーター (デフォルトは 15秒) で設定された期間内には、 Ring ファイルの内容が反映されます。テストでは、既存の workers 設定に比べ、このデプロイ設定 (値 3) が応答遅延を最も削減し、秒間リクエストを改善し、低速なディスク I/O の影響が分離されます。この機能を使用するには、各デバイスは異なるポートを使用して Ring に追加する必要があります。
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* object-server とレプリケーションサーバーの設定ファイルの [DEFAULT] 設定セクション中の servers_per_port 設定値を正の整数にすることで、object-servers-per-disk (ディスク単位のオブジェクトサーバー) を複数にすることができるようになりました。この設定の整数値は、Ring 内の1つのローカルポートに対して、何個の object-server ワーカーがリクエストを処理するかを決定します。このモードでは、親となる swift-object-server プロセスが元々のユーザの実行を継続します (小さいポート番号のバインドが必要な場合はユーザーは root になります)。このプロセスは Ring 内で定義された全てのポートをバインドします。その後、親プロセスはリッスンソケット毎に指定された数のワーカーを fork します。子プロセス (ポート毎のサーバー) は特権を破棄し、object-server ワーカーの通常の動作と同じ動作をしますが、1つ例外があります: Ring はディスク単位に一意なポートを持ち、object-server は1つのディスクに対するリクエストのみ処理します。親プロセスはワーカープロセスが死んだ事を検知し、(適切なリッスンソケットを持つ) ワーカープロセスを再起動します。Ring ファイルの更新があり、そのサーバーに新しいポートを持つデバイスが見つかった場合、親プロセスは不足しているサーバを新たに実行します。また、Ring にもはや存在しないポートがある場合、それらのポートを持っていた余分のサーバを停止します。最長でも、 object-server 設定ファイル中の ring_check_interval パラメーター (デフォルトは 15秒) で設定された期間内には、 Ring ファイルの内容が反映されます。テストでは、既存の workers 設定に比べ、このデプロイ設定 (値 3) が応答遅延を最も削減し、秒間リクエストを改善し、低速なディスク I/O の影響が分離されます。この機能を使用するには、各デバイスは異なるポートを使用して Ring に追加する必要があります。

Latest revision as of 01:02, 19 October 2015

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Message definition (ReleaseNotes/Liberty)
* Allow 1+ object-servers-per-disk deployment enabled by a new > 0 integer config value, "servers_per_port" in the [DEFAULT] config section for object-server and/or replication server configurations. The setting's integer value determines how many different object-server workers handle requests for any single unique local port in the ring. In this mode, the parent swift-object-server process continues to run as the original user (i.e. root if low-port binding is required). It binds to all ports as defined in the ring. It then forks off the specified number of workers per listen socket. The child, per-port servers, drops privileges and behaves pretty much how object-server workers always have with one exception: the ring has unique ports per disk, the object-servers will only handle requests for a single disk. The parent process detects dead servers and restarts them (with the correct listen socket). It starts missing servers when an updated ring file is found with a device on the server with a new port, and kills extraneous servers when their port is no longer found in the ring. The ring files are started at most on the schedule configured in the object-server configuration by every the "ring_check_interval" parameter (same default of 15s). In testing, this deployment configuration (with a value of 3) lowers request latency, improves requests per second, and isolates slow disk IO as compared to the existing "workers" setting. To use this, each device must be added to the ring using a different port.
Translation* object-server とレプリケーションサーバーの設定ファイルの [DEFAULT] 設定セクション中の servers_per_port 設定値を正の整数にすることで、object-servers-per-disk (ディスク単位のオブジェクトサーバー) を複数にすることができるようになりました。この設定の整数値は、Ring 内の1つのローカルポートに対して、何個の object-server ワーカーがリクエストを処理するかを決定します。このモードでは、親となる swift-object-server プロセスが元々のユーザの実行を継続します (小さいポート番号のバインドが必要な場合はユーザーは root になります)。このプロセスは Ring 内で定義された全てのポートをバインドします。その後、親プロセスはリッスンソケット毎に指定された数のワーカーを fork します。子プロセス (ポート毎のサーバー) は特権を破棄し、object-server ワーカーの通常の動作と同じ動作をしますが、1つ例外があります: Ring はディスク単位に一意なポートを持ち、object-server は1つのディスクに対するリクエストのみ処理します。親プロセスはワーカープロセスが死んだ事を検知し、(適切なリッスンソケットを持つ) ワーカープロセスを再起動します。Ring ファイルの更新があり、そのサーバーに新しいポートを持つデバイスが見つかった場合、親プロセスは不足しているサーバを新たに実行します。また、Ring にもはや存在しないポートがある場合、それらのポートを持っていた余分のサーバを停止します。最長でも、 object-server 設定ファイル中の ring_check_interval パラメーター (デフォルトは 15秒) で設定された期間内には、 Ring ファイルの内容が反映されます。テストでは、既存の workers 設定に比べ、このデプロイ設定 (値 3) が応答遅延を最も削減し、秒間リクエストを改善し、低速なディスク I/O の影響が分離されます。この機能を使用するには、各デバイスは異なるポートを使用して Ring に追加する必要があります。
  • object-server とレプリケーションサーバーの設定ファイルの [DEFAULT] 設定セクション中の servers_per_port 設定値を正の整数にすることで、object-servers-per-disk (ディスク単位のオブジェクトサーバー) を複数にすることができるようになりました。この設定の整数値は、Ring 内の1つのローカルポートに対して、何個の object-server ワーカーがリクエストを処理するかを決定します。このモードでは、親となる swift-object-server プロセスが元々のユーザの実行を継続します (小さいポート番号のバインドが必要な場合はユーザーは root になります)。このプロセスは Ring 内で定義された全てのポートをバインドします。その後、親プロセスはリッスンソケット毎に指定された数のワーカーを fork します。子プロセス (ポート毎のサーバー) は特権を破棄し、object-server ワーカーの通常の動作と同じ動作をしますが、1つ例外があります: Ring はディスク単位に一意なポートを持ち、object-server は1つのディスクに対するリクエストのみ処理します。親プロセスはワーカープロセスが死んだ事を検知し、(適切なリッスンソケットを持つ) ワーカープロセスを再起動します。Ring ファイルの更新があり、そのサーバーに新しいポートを持つデバイスが見つかった場合、親プロセスは不足しているサーバを新たに実行します。また、Ring にもはや存在しないポートがある場合、それらのポートを持っていた余分のサーバを停止します。最長でも、 object-server 設定ファイル中の ring_check_interval パラメーター (デフォルトは 15秒) で設定された期間内には、 Ring ファイルの内容が反映されます。テストでは、既存の workers 設定に比べ、このデプロイ設定 (値 3) が応答遅延を最も削減し、秒間リクエストを改善し、低速なディスク I/O の影響が分離されます。この機能を使用するには、各デバイスは異なるポートを使用して Ring に追加する必要があります。