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| ** imagebackend がベースイメージをインスタンス用パスにコピーしている最中にベースイメージが ImageCacheManager によって削除された場合、インスタンスはエラー状態になります。 | | ** imagebackend がベースイメージをインスタンス用パスにコピーしている最中にベースイメージが ImageCacheManager によって削除された場合、インスタンスはエラー状態になります。 |
| ** この問題を解決するため、https://review.openstack.org/#/c/217579/ の変更に伴い compute.filters に touch コマンドを追加する必要があります。 | | ** この問題を解決するため、https://review.openstack.org/#/c/217579/ の変更に伴い compute.filters に touch コマンドを追加する必要があります。 |
− | ** 競合状態の場合、imagebackend がイメージをコピーしている最中に Libvirt がベースファイルの所有者を libvirt-qemu に変更する時、os.utime を使用してファイルのアクセス時刻を更新する際に permission denied error が発生します。このエラーの解決の為、root ユーザ特権の touch コマンドを使用して、ベースファイルのアクセス時刻を更新する必要があるのです。 | + | ** 競合状態の場合、imagebackend がイメージをコピーしている最中に Libvirt がベースファイルの所有者を libvirt-qemu に変更する時、os.utime を使用してファイルのアクセス時刻を更新する際に permission denied error が発生します。このエラーの解決のため、root ユーザ特権の touch コマンドを使用して、ベースファイルのアクセス時刻を更新する必要があるのです。 |
| * DiskFilter は Liberty より、scheduler_default_filters の一部となりました。https://review.openstack.org/#/c/207942/ | | * DiskFilter は Liberty より、scheduler_default_filters の一部となりました。https://review.openstack.org/#/c/207942/ |
| * 今回より1つの vCenter クラスタを単一の nova-compute ノードでマッピングできるようになりました。https://review.openstack.org/#/c/103916/ | | * 今回より1つの vCenter クラスタを単一の nova-compute ノードでマッピングできるようになりました。https://review.openstack.org/#/c/103916/ |
| * Libvirt の parallels ドライバは virtuozzo と名称変更されました。 | | * Libvirt の parallels ドライバは virtuozzo と名称変更されました。 |
| * 使用されていない iscsi_targets、volumes テーブルが削除されました。 | | * 使用されていない iscsi_targets、volumes テーブルが削除されました。 |
− | * デフォルトの paste.ini は全てのエンドポイントで新しい v2.1 API を使用するよう更新され、v3 エンドポイントは削除されました。互換モードミドルウェアは v2.1 のバリデーションを /v2, /v1.1 エンドポイントで緩和する為に使用されます。 | + | * デフォルトの paste.ini は全てのエンドポイントで新しい v2.1 API を使用するよう更新され、v3 エンドポイントは削除されました。互換モードミドルウェアは v2.1 のバリデーションを /v2, /v1.1 エンドポイントで緩和するために使用されます。 |
| * DB スキーマダウングレードのコードが今回削除されました。https://blueprints.launchpad.net/nova/+spec/nova-no-downward-sql-migration | | * DB スキーマダウングレードのコードが今回削除されました。https://blueprints.launchpad.net/nova/+spec/nova-no-downward-sql-migration |
| * 我々がテストに使用するデフォルトの DB ドライバは今回、Python-MySQL ではなく pymysql になりました。 | | * 我々がテストに使用するデフォルトの DB ドライバは今回、Python-MySQL ではなく pymysql になりました。 |
Revision as of 00:52, 19 October 2015
- 安定版の Kilo からのバージョンアップの場合、Liberty をデプロイする前に確実に Kilo 系列の最新バージョンに完全にアップグレードして下さい。https://bugs.launchpad.net/nova/+bug/1474074 バグ修正以前の Kilo では、Liberty ノードとの通信時に問題が発生する可能性があります。
- RAM と CPU の割当比率は今回、nova-compute の中で(つまり compute ノード単位で)定義されるようになりました。比率はまた、scheduler サービスでも定義する必要があります。compute ノードを Kilo 又は Liberty のどちらで動かすかによって、割当比率の挙動が異なります。compute ノードを Kilo で動かす場合、compute ノード上の CPU と RAM の割当比率は controller の nova.conf ファイルの設定値となります。compute ノードを Liberty で動かす場合、compute ノード単位で CPU・RAM 両方の割当比率を設定可能です。
全 compute ノードの割当比率を運用者に提供する場合、(controller ノードも含めて) nova.conf 中でデフォルトの割当比率を 0.0 にします。この値は、割当比率が実際に 0.0 になる訳ではなく、単に運用者が次のリリース(=Mitaka)までにこの値を設定する必要がある事を意味しています。はっきりさせておきたいのは、デフォルトの割当比率はいまだに cpu_allocation_ratio=16、ram_allocation_ratio=1.5 という事です。