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| === 新機能 === | | === 新機能 === |
− | * Neutron は今回、IPv6 サブネットに対する CIDR の自動割当において IPv6 プレフィックスデリゲーションに対応しました。この機能の使用・設定に関する詳細な情報は、[http://docs.openstack.org/networking-guide/adv_config_ipv6.html#prefix-delegation OpenStack Networking Guide] を参照してください。 | + | * Neutron は IPv6 サブネットに対する CIDR の自動割当において IPv6 プレフィックスデリゲーションに対応しました。この機能の利用、設定に関する詳細な情報は、[http://docs.openstack.org/networking-guide/adv_config_ipv6.html#prefix-delegation OpenStack Networking Guide] を参照してください。 |
− | * Neutron は今回、ポートレベルの帯域幅制限機能を初めて提供する QoS API を公開しました。この機能の API、CLI、設定、追加情報は | + | * Neutron で QoS API が利用できるようになりました。最初の機能としてポートレベルの帯域幅制限機能が提供されます。この機能の API、CLI、設定、追加情報は [http://docs.openstack.org/developer/neutron/devref/quality_of_service.html] にあります。 |
− | [http://docs.openstack.org/developer/neutron/devref/quality_of_service.html] にあるでしょう。 | + | * ルータ高可用性(L3 HA/VRRP)が、レイヤー2ポピュレーション(l2pop)が有効の場合にも機能するようになりました。 |
− | * ルータ高可用性(L3 HA/VRRP)は今回、レイヤー2ポピュレーション(l2pop)が有効の場合に機能します。[https://bugs.launchpad.net/neutron/+bug/1365476] | + | * VPNaaS リファレンスドライバーが HA ルータ上で動作するようになりました。 |
− | * VPNaaS リファレンスドライバは今回、HA ルータ上で動作するようになりました。 | + | * HA ルータの VRRP トラフィック用に使用されるネットワークを、特定のセグメントタイプまたは物理ネットワークタグを使用して設定できるようになりました。[https://bugs.launchpad.net/neutron/+bug/1481443] |
− | * HA ルータの VRRP トラフィック用に使用されるネットワークは今回、特定のセグメントタイプまたは物理ネットワークタグを使用して設定されるようになりました。[https://bugs.launchpad.net/neutron/+bug/1481443] | + | * OVS エージェントをデータプレーンの接続性に影響を与えずに再起動できるようになりました。 |
− | * OVS エージェントは今回、データプレーンの接続性に影響を与えずに再起動できるようになりました。 | + | * Neutron は、ネットワークに対してロールベースアクセス制御 (RBAC) が利用できるようになりました。[http://specs.openstack.org/openstack/neutron-specs/specs/liberty/rbac-networks.html] |
− | * Neutron は今回、ネットワーク用のロールベースアクセス制御(RBAC)を提供するようになりました。[http://specs.openstack.org/openstack/neutron-specs/specs/liberty/rbac-networks.html] | |
| ** https://bugs.launchpad.net/neutron/+bug/1498790 | | ** https://bugs.launchpad.net/neutron/+bug/1498790 |
− | * LBaaS V2 リファレンスドライバは今回、Octavia(事業者品質のスケーラブル・高信頼ロードバランサプラットフォーム)ベースになりました。 | + | * LBaaS V2 リファレンスドライバーが Octavia (事業者品質のスケーラブルで高信頼なロードバランサプラットフォーム) ベースになりました。 |
− | * LBaaS V2 API は最早実験的(experimental)ではありません。今回安定版(stable)となりました。 | + | * LBaaS V2 API は今回のリリースで実験的機能 (experimental) でなくなりました。安定版 (stable) となりました。 |
− | * Neutron は今回、管理者が手動でエージェントをスケジュールする方法を提供するようになりました。これにより、ホストリソースがテナント用に有効になる前にテストできるようになりました。[https://github.com/openstack/neutron-specs/blob/master/specs/liberty/enable-new-agents.rst#user-documentation] | + | * Neutron は、管理者が手動でエージェントをスケジューリングする方法を提供するようになりました。これにより、テナントが利用できるようにする前に、ホストのリソースをテストできるようになりました。[https://github.com/openstack/neutron-specs/blob/master/specs/liberty/enable-new-agents.rst#user-documentation] |
− | * Neutron は今回、プラグイン可能な IP アドレス管理(IPAM)フレームワークを実装しました。これにより、サードパーティ製 IPAM や代替機能を利用可能になります。デフォルトでは元々の非プラグイン版 IPAM が有効になります。 | + | * プラグイン型の IP アドレス管理 (IPAM) フレームワークが実装されました。これにより、サードパーティー製 IPAM や代替機能を利用可能になります。デフォルトでは、以前からの非プラグイン版の IPAM が有効になります。 |