Translations:ReleaseNotes/Liberty/13/ja
- TempURLの修正 (CVE-2015-5223)
tempurl への PUT で、他のデータへのポインタを作ることができなくなりました。特に、 tempurl への PUT による DLO オブジェクトマニフェストの作成が禁止されました。これにより、DLO オブジェクトマニフェストを作成し、その tempurl への PUT を使ってオブジェクトに対する HEAD を行うといった、tempurl への PUT を使ったプライベートデータに対する発見可能性攻撃が防止できます。
- SwiftはStatsDのメトリクスをポリシー毎に出力するようになりました。
- Keystoneを利用した際に、サービストークンがリクエストに含まれていない場合にも、サービスアカウントに対する COPY リクエストが成功する可能性があるという問題を修正しました。
- Bulk アップロードで、アップロードされたアーカイブ内のファイルのユーザ xattr が、作成されたオブジェクトのメタデータとして保存されるようになりました
- handoff_first か handoff_delete が設定されている場合、 object-replicator で はwarning logが出力されます。
- swift-recon で object-replicatorの失敗数が有効になりました。
- ストレージポリシーのサポートが swift-dispersion ツールに追加されました。
- Keystone v3 のドメインが swift-dispersion ツールでサポートされました。
- domain_remap ミドルウェアの情報が /info エンドポイントに追加されました。
- domain_remap ミドルウェアの設定で "default_reseller_prefix" のサポートが追加されました。
- rsync_compress という設定で rsync の圧縮機能が使えるようになりました。これを True に設定すると、別のリージョンのデバイスへの転送時にのみ転送データが圧縮されます。これによりリージョン間のデータ転送が高速化できる可能性があります。
- swift-recon で時刻同期チェックのオプションが追加されました。(--timeオプション)
- account-reaper が大きなアカウントに対してより高速に動作するようになりました。
- これ以外にも多くの小さなバグ修正や改善がありました。