Translations:ReleaseNotes/Kilo/81/ja
- 今回から、新規のデータベーススキーマのアップグレード時に、すぐに Cinder サービスを再起動する必要がなくなりました。サービスはスキーマのアップグレードと独立するようになりました。これは、Cinder のローリングアップグレード対応の一環です!
- 既存の一貫性グループへのボリューム追加/削除が可能になりました。詳細はこちら
- 既存の一貫性グループのスナップショットから新しい一貫性グループを作成できるようになりました。詳細はこちら
- スケジューラーがボリュームバックエンドをどのように選択するかを、より極め細かく調整できるフィルタ/ウェイトを作成できるようになりました。詳細はこちら
- Cinder バックアップサービスを使用した、暗号化ボリュームのバックアップができるようになりました。詳細はこちら
- プライベートのボリュームタイプを作成できるようになりました。これは、特定テナントのみで使用可能なボリュームタイプを作る場合や、新しいボリュームタイプをクラウドで利用可能にする前のテスト用途に最適です。「cinder type-create <name> --is-public」を使用して作成します。
- シンプロビジョニングによるオーバーコミットが設定可能になりました。詳細はこちら
- ボリュームタイプの説明を追加できるようになりました。「cinder type-create <name> <description>」を使用して設定できます。
- Cinder は複数の iSCSI パス情報を返すことができるようになりました。これにより、iSCSI コネクタ(クライアント側)は1番目のパスがダウンしている場合でもボリュームにアタッチできます。(コネクタのマルチパス機能が有効な場合、無効の場合)
- ローカルの lvm.conf ファイルを指定できるようになりました。 LVM ドライバーを使っている場合、このオプションにより /etc/cinder/lvm.conf で Cinder 専用の lvm.conf ファイルを設定できます。これにより、Cinder で使用する場合のみ適用される専用の LVM 設定やフィルターを有効にできます。
- Cinder バックアップサービスで、 NFS で公開されたファイルシステムへのバックアップが可能になりました。